●英名:Safflower
●和漢名:べにばな(紅花)
●学名:Carthamus tinctorius L.
●科名:キク科の一年草
●原産地:西南アジア、エチオピア
●主産地:イラン、パキスタン、インド、中国、エジプト、ヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリア、トルコ、カナダ、メキシコ、日本(山形県)
サフラワーの原産は西南アジア、エチオピアで、キク科の一年草である。日本でも紅花(ベニバナ)として知られており、歴史も古く、5世紀に渡来した。
若芽は食用として、橙赤色の花は着色料・染料として、種子は食用油の原料として、古くから現在に至るまで利用されてきている。
古代エジプトのミイラは、サフラワーで染められた布でくるまれていたといわれている。日本においても、1500年前の藤の木古墳の石柩からサフラワーが発見されている。
サフラワーの種子に含まれる不揮発性油には、血中コレステロールを減少させるリノール酸が多く含まれる。サラダ油やマーガリン、ショートニングの原料として利用されている。
花は食品用の色素として利用される。サフラワーの色素を酸化させると赤色色素となるため、化粧品用の色素としても利用されている。
■東南アジアでは、油で揚げた種子をチャツネに利用する。また、香ばしく焼いても美味しい。
■若葉や若茎は、煮つけにしてもよい。
■花から色素をとるためには、花を乾燥させ、一昼夜水に浸しておく。サフロールイエローが溶け出してくるので、これを十分に溶出除去し灰汁に漬けると、カルタミンが得られる。その中にクエン酸などを加えて液を酸性にすると、紅色のカルタモンに変化していく。
サフラワーの栽培は、3〜6月に種子をまいて行う。酸性土壌の場合は、中和させること。日当たりおよび、水はけのよい場所が適する。乾燥を好み、多湿には弱いため、水やりと水はけには注意が必要である。